職場でプリンシプルオブプログラミングの読書会をした話
読書会
職場でプリンシプルオブプログラミングの読書会をしてみました。
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プリンシプルオブプログラミングは良いコードを書くための原則や思想を出典付きで紹介してくれる本。 twitterで話題になっていたので読んでみたところ、スキルアップに役立ちそう、1つのトピックがコンパクトなので読書会に向いていそうと思ったため職場で読書会を開いてみました。
せっかく読書会をするなら目標が欲しいです。というわけでふたつの目標を立てました。
- メンバーがスキルアップすること
- コードレビューが円滑になること
技術書の読書会なのでメンバーのスキルアップを目指すのは当然です。ポイントはふたつめのコードレビューの円滑化。職場では最近SubversionからGitへの移行が進み、合わせてGitLabを用いたコードレビューが活発化してきました。コードレビューが増えると無用な論争を防ぐためにチームに共通の価値観が欲しくなります。プリンシプルオブプログラミングにはそこに書かれた原則や指針がチームの共有された価値観になることを期待しました。
読書会のやり方は次の通り。
- 週1回30分
- 5人×3チーム
- 始めの10~15分でトピックをひとつ読み、要約をwikiに書く。
- 残り時間で読んだトピックについて会話し、関係する経験や周辺の知識を共有する。
これを3ヶ月行い、終わった時点で目標が達成できたかアンケートを取ってみました。
アンケートの結果
横軸は「1:まったくそう思わない〜5:とてもそう思う」です。
スキルアップについては中々良い結果かと思いますが、コードレビューの円滑化はいまいち。Q1とQ2を+1するために必要だと思うことを聞いたところ次のような意見が出てきました。
- 具体的なコードの例を見る
- もっと読み進める
- 仕事で実践してみてコードが良くなった実感を持つ
読書会をしてみた感想
読書会自体が職場で初めての試みだったのでメンバーに良い刺激になったと思います。プリンシプルオブプログラミングの内容もとても良いのですが、関連してベテランの方が話してくれる経験談や逸話がとても面白く勉強になりました。また普段コードの話をしない人から熱い想いが見え隠れしたりと、メンバーを見直す良い機会にもなりました。